寄り添うこと
以前今後のために購入したものの、じっくりは読まずにいた本を再読しました。特に小鳥好きの方々にはよく知られた本と思います。
細川博昭『うちの鳥の老いじたく』(誠文堂新光社、2017年)
https://www.seibundo-shinkosha.net/book/pets/20570/
この本には、小鳥の老化の兆候やそれへの対応、老鳥とのコミュニケーションの取り方、そして看取りへの心構えなどが記されています。
後半は想像すると悲しい気分になるので、以前はしっかり読まずにいました。しかし、向き合う必要からまた手に取ってみました。
「鳥は無駄に悩んだりすることなく、動かなくなった体に適応しよう」とすること、「好きな相手ともっと遊びたい。この人と、もっといっしょにいたい。いつものように、楽しい時間を過ごしたい」という気持ちの持続など、日々強く感じます。
寄り添うこと、声をかけること、人間が安定していることなど、ケアの心掛けも実践できればと思うところです。
小鳥に寄り添う気持ちのこもった文章が素敵なイラストとともに記された本です。
遺していけないという気持ちから小鳥が命をつないだと考えられる場合もあるとのこと。
ぐりもそろそろと言われた時期は過ぎました。生きたいと思ってもらえるのは日々に楽しさがあった証なのかもしれません。