guriのブログ

セキセイインコとの日々を綴ります。今は精巣腫瘍との闘病の記録です。

発症を振り返って

インコにはそれぞれ心、感情、記憶、性格、好みがあり、群れの中で暮らす習性から、飼い主に合わせた行動や感情表現などを身につけてくれるように思います。


このブログは、精巣腫瘍の診断をきっかけに、長い間一緒に暮らしたぐりとの日々を振り返り、残された日々を綴ろうと思い、始めました。


症状が進行するなか、今までの幸福な時間、生命の力強さ、病気への前向きな気持ち、インコやぐりの内面や習性について新しく知ったことなども書き綴ってきました。


また、精巣腫瘍について記しておくことに意味もあるかと考えました。


振り返ると、変化に気が付いたのは約2ヶ月前でした。以前書きましたようにロウ膜の変化といったメス化の兆候は見られませんでした。

その先の段階の、精巣肥大による腹部の脹らみや呼吸障害(テイルボビング)といった症状が最初は微かに、しかしその後は急速かつ明確に、確認できるようになりました。


しかし、その半月くらい前からも気になる変化がありました。それまでとても好きだったおもちゃ(特に鏡)や、なぜか見ると興奮していたもの(黒いカバンやステンレスのグラスなど)などに反応しなくなり、鳴くことが少なくなったことです。


こうした変化の重大さを理解していればもう少し早く対応できたのかもしれません。元気のあるときに多く一緒の時間を作れなかったことが悔やまれます。


写真は2ヶ月前のものですが、今の状況を想像さえしていませんでした。


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