guriのブログ

セキセイインコとの日々を綴ります。今は精巣腫瘍との闘病の記録です。

穏やかな気持ちで

少しでも元気なうちに今後の見通しを聞こうと思い、動物病院に行きました。


車での移動中や病院ではいつもと違う環境に興奮するのか元気にしていました。

診察によると、前回は腹水がほとんどなかったのですが、今回は確認できるとのこと。腫瘍の肥大化に伴ってお腹のなかに水が貯まる症状です。


抜水という処置があることは知識として持っていましたが、うまくいくか可能性は五分五分との話で悩みました。


こうした場合、飼い主側に十分な知識がないことが多く、書籍やネットで得た断片的な知識で判断せざるをえません。悩んだ結果、一時的にでも楽になればと思い、処置を受けました。1ccの水分で、体重1/40の量になります。水分に血液がなく、処置の後は活発にしていたので一安心でした。


しかし、帰宅後は具合が悪く、うずくまってしまっています。便の状態もよくありません。おそらく気嚢への圧迫が少し緩和され、呼吸だけは改善されましたが、全体に状態をわるくしてしまいました。


僅かでもできることがあればと思って決めたことでしたが、やはり39gしかない小さな身体に負担をかけるべきではなかったのでしょう。

色々な意味で人間と同じような感覚での治療は難しいものと痛感します。


慌ただしくさせず、いつもの場所で安心した気持ちにさせてあげるのが一番かなと今は思います。そのためにも飼い主が穏やかな気持ちで見守ることが必要と感じます。


残りの時間が本当にわずかになりましたが、この時間も大事にしながら見守りたいと思います。


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